ロールが上がれるようになる早道は、手漕ぎを直すこと。
腕を伸ばす・縮めるで漕いでいる限り、ロールは上がりにくい。
上がるまで、遠い道のりだ。
ということで、手漕ぎ(腕漕ぎ)を直す練習方法。
講習でもいろんなパターンをやっている。
そのうちのひとつを紹介。
目的は、
胴体とパドルを一体にして漕ぐ
なので、強制的にパドルと胴体がバラバラにならない形で漕いでみるといい。
例えば。
両肘を胴体につけたまま、パドリングしてみる。
パドルが身体の近くにありすぎるので、キャッチは怪しくなりますが、体幹でパドルを動かす感覚は、わかりやすいです。
(この練習は、キャッチができていなくても、気にしなくてOK)
胴体そのものを動かしていかないと、パドルを動かせません。
よく動きを観察してみると、肘が身体から離れてしまう瞬間があります。
そこが、普段漕いでいるときに腕を使って漕いでいる部分です。
ブレードを入れる瞬間、漕ぎ手が伸びる。
パドリングの後半、軸手の脇が開く。
両肘をつけたままだとパドリングが極端に小さく感じる人は、胴体の動きがまるで足りてない。
ま る で 足 り て な い 。
肩回り、肩甲骨回りの動きがつまっているひとは、身体の正面からパドルが横に逃げてしまっている。
胴体とパドルの位置関係を確認したい。
両肩の延長線上にブレードがある。
腰の脇にブレードが生えている。
胸とパドルが一体になって動いている。
そんなイメージです。
試してみてください!
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流れ3クラスでは、ロール(ロール講習を受けたことがある方対象)、ロールの上がりやすいパドリングを練習します。
8月のロール講習は、8/18(木)、28(日)に予定しています。
暑いうちにロールの確率を上げませんか。