ワンストロークを切り分けてやってみる。

 ふたつのことを同時にやると、どっちもいい加減になりやすい。

練習ではできるだけ分解して、バラバラに練習していくといい。
はっきりと区切るというか。

ひとつながりの動きだけで練習するよりも、ひとつのことだけを取り出して練習したほうが、いい感覚をつかみやすい。
そして、「何ができていないのか」も見つけやすい。

例えばスイープストローク。
いくつかの動作を切り分けて動いてみる。

① パドルを水に入れないで、身体の軸を中心に水平に旋回する
 このときに、どこをどんなふうに動かしているのかを覚えておく。

② ブレードを刺す動作と組み合わせてみる
 身体を旋回する → ブレードを刺す → 捻り戻してさらに旋回
3段階の動きを意識する。

③ 水のキャッチを意識する

④ ③との組み合わせ。
 身体の旋回 → 水のキャッチ → 捻り戻してさらに旋回

⑤ 動かす意識を変える
 パドルを動かす → ボートを動かす

⑥ 実際に流れているところで試してみる

・・みたいな順番です。

スイープストロークだけでもやることはいっぱいあります。

実際はさらに要素がいくつかあるのですが、レベル(初心者なのか、ある程度漕ぎ慣れている中級者か)と状態(水のキャッチだけできていないのか、身体を回す動作ができていないのか)などに合わせて、必要な点を抽出して練習していくといいです。

うまくできないときは、二つのことを同時にやっているとき。
身体の旋回動作と水のキャッチを一緒のタイミングでやると、どっちもちゃんとできないみたい。
旋回動作は旋回動作で、キャッチはキャッチで、 バ ラ バ ラ にやっていくといいですよ!

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スカーリングをたくさんやりました。
ブレードに当たる水圧を感じ取るセンサーを磨くためです。

やっていくうちにブレードが掌の延長器官になってきます!

ロール練習もやりました。
まずは型を覚えることから!

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