動きにメリハリをつける練習方法

刺す動き、フォワードストロークで前へ進める、スイープストロークでキュっと曲げる。
最初のタイミングでグッとチカラをまとめられると、ボートがキュキュっと鋭く動かせます。

イメージとしては、重たいものを持つときに、
 イチ、
 ニノ、
 サン!
と、かけ声をかけて「サン!」でグッとチカラを入れるかんじ。
かけ声をかけずに持つよりも、ずっとチカラが入りますね。

それと一緒で、パドリングも
 イチ、
 ニノ、
 サン!
のサンでボートを動かせると、同じ動作をしてもボートの進みがよくなります。

いちばんボートが進むのは、キャッチの瞬間。
ここでサン!のチカラがまとまった状態を作ります。

その感覚のつかみかた。

① スカーリング
② スカーリングの折返しでドローを組み合わせる
③ ドローのタイミングでボートの真ん中をみぞおちから、もしくはおなかの下から真下へ「踏み込む」

といった順番。
次に、フォワードストロークを漕いでみます。
スカーリングの折返しでやった踏み込む動きを、キャッチの瞬間にやります。

この真ん中を踏む感覚は、フリースタイルの立たせる動きにも応用できそう。
チカラの緩急がついて、キビキビとした動きになります。

***

中BCクラスを開催。

立たせる動きと、下りながらの瀬遊びをやりました。

夏の御岳は水位が高め。
水の勢いがあって、練習しやすいです。
水の動きに助けてもらうと、ふわっと軽く動かせます。
これは静水での練習とは、ひと味違った感覚ですね。
メリハリ+水のチカラ、タイミングが合うとさらにサクッと立たせやすいです。

水をグッと捕まえた瞬間に、ボートの真ん中を踏み込む感覚。
やってみてください!

***

8/10(土)~12(月)に、中Aクラス以上の方を対象とした「夏のカヤック合宿」を予定しています。
漕いで、食べて、飲んで、寝る。漕いで、食べて、飲んで、寝る。
の3日間です。
ロールができなくてもOK。ロール初心者でもわかる練習をします。
遠方からも参加しやすいように、初日は昼に集合です。
基本を見直したい中Bクラスレベルのひとにも、おすすめの内容です!

***

練習方法について、こちらの投稿もおすすめ!