[ダウンリバー]水の動きに逆らわない。手伝ってもらう。

流れのない場所に入る。
リバーカヤックでボートを止める一番カンタンで確実な方法です。
下流へ流れていない場所=エディ。

そもそも、なぜエディは流れていない?


この質問をして答えられないひとが案外、多いです!
よくある答えが、
「止まっているから」(笑)

次に多いのが
「うずまいているから」

では、なぜ止まって(うずまいて)いるんでしょうか?


これがわかると、地形から水の動きを推測できるようになります。

答えは、
流れが、岩や岸のでっぱりに遮られているから。

これ、小学生のほうがちゃんと一発で答えられます。
なぜなんでしょう・・?
単純なことなのに、なぜか大人はそういうものだと思っていて、”そもそもどうして?”を考えないようです。
いつも不思議に思っています。

ともあれ。

ボートを止めたいときには、地形を読んで止まっている部分にアタリをつけます。
流れを遮っているものの裏側が、目指すべき場所です。
そこを見つづけて、ボートを漕ぎすすめていくと、ボートを確実に止めやすいです。

水の動きを見ていると、だんだんと止まっているところ、流れているところ、湧き上がっているところ、その境い目が見えるようになってきます。

止めたかったら、止まった水の上に自分の重心を載せていく。
そんなイメージで「止まる」ようにするといいです。

流れに乗りたかったら、流れている水に乗る。
漕ぎ上りのときには、上流へと逆流している水の動きに手伝ってもらうといいです。
逆流している場所は、岸のくぼんだ所、岩の裏側などにあります。
観察してみてください!

逆流している水の動きを読み取れるようになると、漕ぎ上りがぐっとラクになりますよ。
とにかく、流れに逆らわない。
手伝ってもらう意識を持ちましょう。

***

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川下り中級者でも、案外知らなかったりします。
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