[川下り]水位を調べよう

いつも漕いでいる場所があったら、基準となる水位を知っておくといいです。
大雨や渇水で水位が変わると、川のようすが変わるからです。

池とは違って川は水位の高低で、ようすが変わります。
たとえば多摩川上流の場合、10センチメートル違うと、漕いだ印象がまるで違ってきます。

水位が下がると、
 いつもは出ていない岩が出てくる
 浅瀬に乗り上げる
 ウエーブだったところがホールになる
 流れがゆっくりになる
 
水位が上がると、
 波が高くなる
 逆にフラットになることもある
 流れが速くなる
 深くなって、乗り上げずにスムーズに下れる
 エディが大きくなる
 エディラインが強くなる
 小さなエディはなくなる
 岩の場所がホールになる 

水位が上がっても、下がっても、
 シーブになる
 アンダーカットになる
 ホールになる
場所があります。

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水位を知るには、国土交通省が出している川の防災サイトがとても便利。
10分毎に1センチメートル単位で水の変位がわかります。


http://www1.river.go.jp/cgi-bin/DspWaterData.exe?KIND=9&ID=303051283310070


御岳渓谷で漕ぐパドラーは、多摩川の調布橋観測所で見るひとが多いです。数字には意味がなくて、普段漕いでいるときとの相対の増減で見ていきます。

なので、はじめは漕ぐたびにまめにチェックしておくと、直接川へ行かなくても数値を見るだけで川のようすがイメージできるようになります。

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流れ3クラスを開催しました。
軍畑の上からスタート。
流れの中で練習したあと、軍畑大橋の下流までをダウンリバーしました。

ちなみに水位は、多摩川調布橋でー2.76。
雨の影響で増えました。


カヤックを趣味にしよう。

経験者向けのクラスを毎日開催。
体力に合わせてゆっくり上達していきましょう。
平日はおひとりでもクラスを開催しています。