リーンと場所のコントロール。
角度をうまく作るためにはこのふたつが重要。
ホールは川底にある岩など水を跳ね返すものに流れが当たって逆流している場所。
下流から逆流している水と、上流から落ちてきている水とがぶつかり合っているところに谷間ができます。
谷間は凹んでいる(スポットによっては溝のようになっている)ので、そこでボートを回そうとすると、どこかしらひっかかってしまいます。
なので、できるだけホールのトップ(上流へ逆流しようとする水と、下流へ流れようとする水との境いめ。拮抗しているので止まれる)で回すといいです。
ボールを伏せた形のてっぺんなら、ボートのどこにもひっかかりを作らずに回せます。
ホールのトップは、広くて居心地のいいところと、狭くて変化が大きく、どどまりにくいところがあります。
そこがスポットそれぞれの”難しい”、”カンタン”の違いなのです。
トップにい続けて回すには、
同じ場所に重心を乗せ続ける
ブレードで水をつかむ場所を選ぶ
がポイントとなります。
ポイントがマトリョーシカのように出てきますね(笑)
まあ、そんなものです。
ちなみに、ホールで同じ場所に重心を乗せ続ける天才的なひとは、松永和也さんです。
ひっくり返って水の中にいても、重心をホールのトップへとコントロールしてるのを目の当たりにして、「すげーなー」とたまげました。