ひさしぶりにフリースタイルっぽい講習でした。
リクエストは、カップスターでのスピン。
「カップスター」というのは、御岳のスポット名です。
ちなみに、2019年秋の台風により川の状況が変わって、以前のカップスターとは違う場所にウエーブはできています。
かっこいいスピンをするには、
バタバタしない
できるだけ手数は少なく
エレガントにやりたいですね。
そのためには、
水の動きを利用する
のがとても大事です。
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ホールのワザをするときに何よりも大事なのが、
できるだけスポットにい続ける
こと。
ここが太字にしたいくらいに重要です。
ついつい、回すことを優先してしまいがちですが、残っているからこそ、回る意味があるんです。
まずはスポットに長くい続けることを意識して乗ってみましょう。
スポットに長くい続けられるようになってはじめて、回していきます。
スポットに残れもしないのに、回して残るワケがないです!
長くい続ける意識を持つと、スポットのクセ(フラッシュしやすい場所、残りやすい場所、横移動させられる、出される方向)が見えてきます。
上手な人は初めてのスポットでは必ず長乗りします。
スポットのクセを探っているんです。
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長く残れるようになったら、回転の動きをします。
スピンではバウが上流向きから下流向きまで、わりとできるひとが多いです。
スピンを完成するには、残りの半周、スターンが上流向きから下流向きになるところですね。
ほとんどはこの半周で失敗して、フラッシュアウト(スポットから出されて)してしまいますから。
スターン側のスピンでうまくいなかい理由は、大きくふたつあります。
① スターンの角度のコントロール
② 回転している場所のコントロール
① スターンの角度
シームラインと流れに対しての角度のコントロール。
これはサイドサーフィンをやると、角度のコントロール能力が上がります。
スターンが食われてしまうような角度だと、デッキに水が載って出されてしまいます。
② 回転している場所
谷間で回そうとすると、回転のどこかしらで斜面にボートが当たってしまいます。
そのときにデッキに水が載ります。
ホールのトップで回せると、ひっかかりなくスルリと回せます。
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ホールのスピン。
まずは残り続ける練習から。
残れるようになったら、①と②を意識していくといいです。
あなたがうまくスピンできない理由②に続く。
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リクエストがあれば、スポットでの講習も開催します。(平日のみ、繁忙期除く)
メニューにない内容をやりたい方は、直接お問い合わせください。