ロールは、①セット、②ボートを起こす、③重心を載せる、の三段階で上げていきます。
特にロールが不安定なひとは、①セットを丁寧にすると、成功の確率が上がります。
①セットとは、ロールを始めるときの形。
ロールの動作をしている間に崩れやすいポイントを、確認するのです。
セットのポイントは、
乗り出す
左手の位置
空を見る
の三つ。
一番目の「乗り出す」動作が大きくできると、②ボートを起こすがラクにできるようになります。
ロールが上がりにくいひとは、水中へ深く上半身が潜っています。
もしくは、ボート(バウ方向)にまっすぐ身体を寄せています。
上がりやすい乗り出しは、
10時の方向。
できるだけボートから離れて遠くへ。
水面近くへ。
大きく乗り出すことで、セットの段階でデッキがちょっと持ち上がります。
水面近くに身体が来るので、上半身の浮力を利用してボートを返しやすくなります。
ボートが起こせないひとは、乗り出しを意識してみるといいです。
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ロール講習をやりました。
水位が高くなった白丸湖の上流側。
遠浅でたまりになったところで練習しました。
夏の強い日差しがあって、ちょうどいいかんじ。
(うっかり)鼻栓なしでも、成功!
やったー!
乗り出しがちゃんとできていると、水面近くに顔が見えます。
この頭の位置が、とても重要!
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