解像度をもっと高く！

自分の身体をどう動かしているのか？

普段、身体を使っていない人は、身体に対する解像度が低い。

レッスンの中に、体軸を立てたまま身体を水平方向に大きく回す動作をやります。
パドリングの基本的な動作です。

大きく回してもらったあとに質問します。

「どこをどう動かしていますか？」

身体を意識的に動かしていないひとは、
「腰がこう回ってるかんじ」
「おなかのあたりが動いてるかんじ」
みたいに、ざっくりです。
（ざっくりすぎる（笑））

ほかにスポーツをやっていたり、楽器演奏をしていたり、ダンスをしたりするひとはずっとずっと細かい。
「肩甲骨の内側がぎゅっとしまるかんじ」
「背骨を中心に回ってるかんじ」

ものすごい解像度のひとは
「仙骨が動かないまま、そのちょっと上の両脇が動いているかんじ」
と、どの場所がどんなふうに動くのかがすごく細かい。

わかればわかるほど、身体の各部分を意識的に動かせるようになっていく。
どこをどんなふうに使っているのかがわかると、動きの質が変わります。
意識してみてください！

＊ちなみに、身体を回す感覚はひとそれぞれ。正解はないです。
教える側の感覚で言葉にしてしまうと、それが邪魔する場合があるんじゃないかと思っています。
できるだけ本人の言葉、感覚を大切にしていくといいみたい。

＊＊＊

スタッフトレーニングでした。
めちゃくちゃ解像度の高いひとです。

身体の動かし方については、むしろ先輩かもしれない。
なので、教えていても対話が楽しい！

＊＊＊

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