4つの骨で支える

 「重心は、4つの骨で支える。」

と聞いて、どの骨をイメージしますか?

カヤックに乗ってはいるけれど、実際にカラダを支えているのは自分の骨。
そこがイメージできると、どんな姿勢が安定するのかがわかりやすいです。

左右二つずつあるので、支える骨は2か所×2。

前のふたつは、かかと。
うしろのふたつは、座骨です。

四本脚の椅子を思い浮かべてください。

重心が四本脚の内側に収まっていると、安定しますね?
そこから重心がはみ出してしまうと、とたんにバランスをとりにくくなります。

カヤックに乗っていても、一緒。
四つの骨から重心がはみ出すと、不安定になります。

なので、重心は、座骨より前なのです。
男のひとは重心を、「タマの上」に載せる感覚です。
座骨の上、もしくは座骨よりもうしろにならないようにしたいです。

座骨よりも後ろに重心が乗ってる状態は、うしろの二本脚だけで椅子に座っているようなもの。
転びやすくなるだけでなく、常にバランスをとり続けないといけないので、疲れます。

重心を座骨よりも前へ乗せるためには、両脚を内旋させて、脚の付け根(鼠径部)を折りたたむようにするとやりやすいです。
そうすると、骨盤も立てやすいです。

胸は開くようにしましょう。
頭や胸を前に出して重心を前に出そうとしないこと。
背中を丸くすると、体軸が立ちあがらないのでパドリングしづらく、腰も後傾してお尻を動かしづらくなります。

身体が硬いと、この姿勢をとり続けにくい。
重心がうしろへ行きがちのひとは、太ももの裏側(ハムストリング)のストレッチをするといいです。

***

流れ1クラスを開催しました。


流れ1クラスでは、川下りに必要なテクニックのふたつを練習します。
「止まる」「横切る」

そのためには、初心者・初級クラスで練習した
「行き先を見続ける」「体幹を使う」「水をつかまえる」
3つのポイントがとっても大事なんだと、気づきますね。

***

カヤックを趣味にしよう。グラビティのリバーカヤックスクール
まったく初めての方でも、道具がなくても、はじめられます。

脱・初心者。体験カヤックでは飽き足らない
カヤックの続け方は、ひとそれぞれ。
ボートを買いたい、預けたい、借りたい。

講習は、動画を使ったオンラインのレクチャーなど、よりわかりやすい講習を工夫しています。

朝カヤックはじめました
雨予報のキャンセルは無料です。