スプリントなひとたち

 カヤックスプリント。
オリンピック競技にもなっているスポーツです。

陸上競技の水上版と考えてもらえるとわかりやすいのですが、流れのない静水で速さを競います。
短距離、中距離、長距離があります。
一人乗り、二人乗り、4人乗りもあります。
なので種目も多くて、案外、競技者はたくさんいます。

ただただまっすぐに速く漕ぐだけなんだけれど、走る競技と一緒で日々練習を重ねています。

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流れ1クラス

今回参加してくださったのは、学生時代にカヤックスプリントをやっていたご夫婦。
ぐんぐん前へ進みます。
静水はめちゃくちゃ速い!


ただ、曲げるのには慣れていません(笑)。

グラビティで使っているカヤックは、本格的なリバーカヤックです。
岩などの障害物をすばやくよけられるように、回転性が高いボートです。
ほんのちょっとの動作で曲がります。

左右交互に漕ぐ癖がついているので、リズムを崩すのも苦手だったりします。
ほんとうは、右を2回とか漕いだほうがいい場面でも、身体がつい左右漕いじゃうんですね。

流れの中で転びそうになっても、スピードをつけられるので安定がいいです。
岩に近づいたときやバランスを崩したときは、ボートを止めないのが大事なのです。

曲がりやすいボートの扱いに慣れてくると、流れの力を受け取る感覚がわかるようになります。
そこがスプリント競技にはない感覚だそうで、新しい楽しさを見つけてもらえたようです。

次は流れ2クラスで、ボートのどこに水を当てるかをやっていきましょう!

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