カヤックを動かすのに大事なのが、水のキャッチ。
水を捕まえて支点を作ることで、ボートを動かせます。
ブレードで水を捕まえるためには、水をちゃんとつかめる向きをつくりたいです。
ブレードの角度をコントロールするのは、右手。
右手で右のブレードも、左のブレードも向きをつくります。
まっすぐに腕を伸ばしたときに、右側のブレードが垂直になっている角度で持ちます。
この向きになっていると、左右のブレードをコントロールしやすいです。
右を漕ぐ時に、右手で右ブレードの角度をつくる。
左を漕ぐ時にも、右手で左ブレードの角度をつくります。
そのためには、左手をゆるめて手のひらの中で滑らせる動きをします。
握りっぱなしになってしまうと、右手の動きを邪魔してしまうからです。
30秒あたりからキャッチの説明をしています。
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パドルを持つ強さも、とても重要。
滑らない程度にやさしく持つといいです。
ギュッと強く握ってしまうと、左手もずらす動きを忘れてしまいやすいです。
ブレードから伝わる水の圧力を感じにくくもなります。
水のキャッチを感じられない、もしくは左右の重さに差があるように感じたら握りをまずは疑ってみてもいいかもしれません。
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水に出たら、まずは重さを感じるようにします。
重さを感じてから、ボートを動かす。
ブレードに水圧を感じてから、ボートを前へ動かす。
という感覚です。
左右交互に漕いでいるのに、左へ曲がってしまうことがよくあります。
理由は、左ブレードが水を切ってしまっているから。
重さを感じられずにスカスカした手応えになっています。
実はこれ、中級者でも多いんです!
左のキャッチが弱いのをごまかしているだけで、実際はつかめていないひとがけっこういます。
左側のブレードコントロールは、つい、忘れてしまいがち。
右手側だけに意識しやすいからです。
左のスカーリングをして、右手で左ブレードをコントロールする感覚を練習するのがおすすめです。
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水を捕まえているかどうかを感じるのに最適な練習があります。
それは、目をつぶって漕ぐこと。
視覚情報をなくすことで、ブレードからの感触、手応えがすごくわかりやすいです。
慣れてくると、曲がりを直しながら進めるようにもなってきます。
広くて流れのないところで試してみてください!
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