体幹を使ってパドリングするには

カヤックは、体幹を使ってボートを動かします。
腕でパドルを「引く」イメージを持ってしまうと、大きく強くボートを動かせません。
だって、小さい筋肉ですから。

身体の中で一番大きな筋肉の束が、体幹です。
そこを使うのがラクなので、強く、長く漕いでいられます。

体幹を使うためには、パドルの持ちかたがとても重要。

ぽいんとは、
パドルを下から支え持つこと。

重量挙げの選手が、バーベルを持ち上げるイメージです。

下から支え持つと、脇がしまって胴体とパドルと一体に動かすことができます。
反対に、上から抱えこむようになったり、漕ぎ手(漕ぐ側の手)の肘が上がっていると、脇があくので腕を使ってしまいやすいです。

なぜ上から抱えてしまうかというと、
左手をずらしていないから。
なんです。

左右の手で握りっぱなしで漕いでいると、パドルを上から抱えこむフォームになります。
特にシャフトが曲がっているパドルを使っている人は、握りっぱなしになっているひとが多いです。中止したほうがいいです。

初心者時代の基本を思い出しましょう。
左手は、手の中でずらす動き、大事なんですよ。

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初心者体験クラス

元円盤投げ選手だったジムのトレーナーさんや、現役プロゴルファーさんらが参加してくれました。


体幹が強いので、スイープストロークはばっちり。
さすがでした。