水のキャッチ。中級パドラーこそ確認したいめちゃくちゃ基本的なこと。

 カヤックは、水泳のクロールと一緒でつかまえた水を支点にしてボートを動かします。

水をつかまえるためには、まずパドルの持ちかた、左右の手の使い方を理解した方がいいです。

● パドルの持ちかた

両腕を前に出したときに、右側のブレードのオモテ面が自分向きで、垂直に立っていること。

ちなみに左右のブレードは、ねじれてついています。
パドルによって違いますが、45°~30°が最近のパドルでは一般的。
昔のパドルは、90°とか80°の角度がついていたので、わかりやすかったです。

● 右手と左手の動きの違い

右手で左右のブレードの向きをコントロールします。
なので、右手はずらさないようにします。

左手は支える手。
手の中で滑らせるようにします。
握ってしまうと、ブレード角のコントロールがしづらくなります。

● 水に入れる角度は90°

ブレードは、水面に対して直角に刺していくと一番水をとらえやすい。
鋭角になると「なでるだけ」。
鈍角だと「切ってしまう」。

いい角度かどうかは、ブレードから感じる水の重さで判断します。

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水のキャッチはまず、ブレードの角度のコントロールができるといいです。
特に左側のコントロールを忘れてしまいがち。
左に曲がるなぁと感じたら、ブレード角を丁寧に作るといいです。

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流れ1クラスをやりました。

水のキャッチができるようになって、ボートのコントロールがラクになりました。
流れの強いところでも、ぐりぐりとボートを曲げられるので、余裕が出ますね。