コツは自分で見つける。

ただ一方的に教わるよりも、自分で見つけたコツのほうがずっと心に残ります。
なぜうまくできないのか、たまたまうまくいった時は何がよかったのか。
その違いがわかると、技術の再現性が高まります。

例えば、フェリーグライド(流れを横切る)。

流されてしまうのは、なぜ?
ボートの角度がどうなったときに、流される?
どの場所で回されやすい?
最終ゴールは、どこ?

などなど。
こうかな?と自分で考えて、試してみる。
ダメだったら、違う方法で試してみる。

考える材料は、すでに渡してあります。
自分の手持ちの技術で、なんとかクリアをしていくかんじ。
失敗もまた、コツを探るヒントになります。

何を学ぶにしてもそうなんだけれど、自分でコツを見つけられるようになると、俄然、楽しくなる。
見つからない時にだけ、ちょっとだけ、ヒントをあげることにしています。

あれこれ考えて試してみるのって、すっごく楽しいですよ。
カヤックは失敗しながら上達するのがいいんです。

***

流れ1クラスをやりました。



考えて、試して、失敗したら別の方法を考えて。
そんなかんじで流されずにどうやって渡れるのか?を練習しました。

教えなくても、ちゃんと、自分で見つけられるものなんですね。
一方的に教えるのよりも時間はかかりますが、いろんなアプローチでみんな辿りつけるのが、教えていてもおもしろいです。

カヤックは身近な場所でできる冒険。
はじめてみませんか。

「脱・初心者!自分で操作して川下りしよう」