流れの中で自在にコントロールしたい。
リバーカヤック に乗っていたら、みんなそう思いますよね。
リーンを保ちながら、同じ場所へ一定に水圧を受ける。
リバーカヤック に乗っていたら、みんなそう思いますよね。
コントロールするのにとても重要なのが、水がボートを動かそうとするチカラ。
なんとなく、ボートはパドルで動かすように思ってしまいがちですが、さにあらず。
ボートのどの部分に水を当てていくかが、とても重要なのです。
というのも、パドルのブレードの面積よりも、ボートが水に接している面積の方がずっとずっと大きいからです。(©️安藤太郎さん)
ボートが受けた水圧を、パドルでなんとかしようとする発想に、無理があるんです!
ボートのどこに水を当てるか、もしくは当てないか。
それをコントロールしていきたいです。
これはダウンリバーだけでなく、フリースタイルなどの瀬遊びでも一緒です。
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流れ4クラスをやりました。
流れ4クラスは、ある程度の流れの中でもボートを動かすためのあれこれを練習します。
今回は、ボートに水をどう当てるのか。当てていくのか。当てないのか。
そんな練習をしました。
まずはデフォルト、フラットで一定に水を当てるところから。
ボートが左右にグラグラしたり、パドリングのキャッチからフィニッシュまでの間で重心の位置が極端に変わらないこと。
ボートの真ん中、重心の真下に水圧を当てる。
重心よりも前に当てる。
リーンを保ちながら、同じ場所へ一定に水圧を受ける。
傾けを保って傾けた方向へ曲がる。
傾けを保って傾けた方向とは反対側へ曲がる。
ここまでを静水で練習します。
ボートへの水圧が感じられるようになったら、流水へ。
流れを当てながら、曲がる。
流れをいなして、曲がらないように。
パドリングで作り出す勢いと、流れのチカラの両方を使って、ボートを動かす(動かされる)をやってみます。
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リバーカヤックは、いろんな操作のポイントがあります。
奥が深いー。
グラビティでは、クラス別、やりたいことに合わせてスクールをやっています。
オンラインで事前に打ち合わせとレクチャー、川に出て実践、オンラインで撮った動画をみながら解説、と三段階。
1日の講習でも、学びの深い講習を目指しています!
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