長く漕いでいると、肩や二の腕が疲れる。
・・それって体幹を使えていないから。
下半身を使ってボートを動かせるようになると、腕や肩がラクになります。
ということで、今回は
「下半身(主に足と脚)を使ってボートを動かす」
がテーマ。
下半身を使ってボートを動かすには、まずは水のキャッチができてるのが大前提。
なので、まずは水のキャッチから。
ブレードでしっかり掴めるようになったところで、足と脚を使ってボートを動かしていきます。
自分の感覚を言語化するのが、大事です。
どのタイミングで、
どの部分を、
どの方向へ、
どう動かしたか。
それを言葉で説明できるようにすると、再現性が高まって何度やっても同じ状況を作り出せるようになります。
言語化、大事!
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今回参加のAさんが見つけた、スイープストロークのコツ。
スイープストロークの前半は、ボートを両膝で回転方向へ押す。
例えば、これから右に回転するなら、
左をキャッチしたら、左膝はサイブレイスを押し、右膝はボートの側面を押す感覚。
スイープストロークの後半は、ブレードを入れている側の膝を内旋する。
左を漕いでいるとしたら、スターンにブレードが近寄るタイミングで、左膝をサイブレイス方向へさらに当てていく感覚。
ヒトの身体は一軸タイプと二軸タイプとあるので、ボートを動かしやすい脚はそれぞれ違います。
ちなみに一軸タイプは漕ぐ側の脚を使った方が動きがよくて、二軸タイプは漕ぐ側とは反対の脚を使った方が動かしやすいようです。
自分なりのコツが見つかると、ボートがグリグリ回せるようになります!
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流れ3クラスをやりました。
流れ3クラスは、速い流れ、はっきりしたエディラインのところでも、ボートをコントロールできるようにするのが目的。
今回は流れの速いところでも、狙ったボートの角度を作るのを練習しました。
こういう状況で「足と脚」を使えると、かなり確度が上がります。
こういう状況で「足と脚」を使えると、かなり確度が上がります。