問いを立てるということ

プライベートレッスンを、白丸湖でやりました。
子供たちとの早めの夏休みといったかんじでしょうか。
奥多摩方面へ、都心にお住まいの三家族が一泊二日の小旅行です。

その中の日程で、1日目の午後にカヤック体験。


カヤック体験では、陸上で基本的なパドルの持ち方、動かし方を説明したあと、水の上に乗り出します。
使うのは、小さなお子さんも一人乗りのカヤック。

はじめは好きなようにパドリングしてもらいます。
はじめの感想は・・「難しい」「真っ直ぐに進まない!」なんですが、
乗ってしばらくしてから、うまくいくコツを訊ねると、
「パドルを立てるとグングン進む」
「大きく動くと、ボートもいっぱい進む」
などなど、教えなくてもちゃんと自分たちで発見しています。

そうやって自分たちで見つけたコツは、自分のものになっていくんですね。

しばらくして、
「パドルを短く何回も動かした方がいいのか、それとも長く大きく動かした方がいいのか?」
と質問されました。

疑問に思うことは、試してみるのが一番。
あれこれとやっていくうちに、発見があります。

実は、この質問の答えはどちらも正解なんです。
短く、真っ直ぐに進む部分だけをピッチを上げてパドリングすると、速く進めます。
長く大きくパドリングすると、ボートの方向を微調整しながらゆったりと進めます。
状況に応じて使い分けしてるんですね。

カヤックは、そういった「問い」がたくさんあるので、あれこれ考えながら試してみるのも、楽しいのです!

適切な方法をただ単純に受け取るよりも、自分にあった方法を見つけて覚えたほうが、過去にやったスポーツとリンクしたり、思わぬ発見があります。

初心者体験クラスは、お一人でも参加できます。
カヤックに乗ってあれこれやってみませんか。

グラビティの初心者体験クラス