下半身を使って漕ぐ

カヤックは、下半身で動かす要素が約7割。
ボートを動かす大半は、お尻、腰、太腿などを使います。

下半身を使うためには、
① 上半身の動き(タメ)
② 水のキャッチ
が必要です。

① 上半身の動き(タメ)
野球のバッティングがバットを動かす反対側から始まるように、ゴルフのスイングが振りかぶるように、一度動かす方向とは逆側へ上体を向けてから動作を始めると、強い力を出せます。

カヤックのパドリングも一緒。
ボートを左に向けたかったら、上体を先に左に向けてから水を捕まえて、下半身を動かすようにすると力強く動かせます。
(一軸と二軸の動きに違いがありますが、それはまた別の機会に)

② 水のキャッチ
水を捕まえることで支点が作られて、それがボートを動かすきっかけになります。
ブレードの位置がずれないほど、ボートを大きく動かせます。
感覚としては、ブレードは水のキャッチした場所に「置いておく」イメージ。
ブレードを「引く」とか「漕ぐ」といった意識だと、パドルがずれやすく、ずれた分ボートの動きのロスがあります。

ひとつひとつ練習していくと、軽く、スーッと動く感覚をつかめるようになってきます。
疲れない、力強いパドリングをするために、大きな下半身の筋肉を使えるようになりたいですね。

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中Bクラス
今シーズン初の中級クラスでした。

1年ぶりのYさん。
新コロで道場が使えないため、屋外でできるカヤックを再開しました。
1年ぶりでも身体は動きを覚えているもの。
川下りも安定してできていました。
ただ、”カヤック筋”は落ちているので、後半ちょっと姿勢を保つのが大変だったみたい。

またお待ちしています!

御岳園地駐車場の桜は、五分から六分咲き。
今週末あたりが見ごろとなりそうです!