疲れてくるとロールが上がらないのはなぜ?

誰もがそうですが、疲れてくるとロールの確率が下がります。
いろんな理由がありますが、主に二つ。

① セットが甘くなる
② 身体の動作が小さくなる

どちらも一緒といえば一緒ですね。

① セットが甘くなる
ロールのセットは、最初の「乗り出し」が成否を左右します。
疲れてくるにしたがって、「乗り出し」が小さくなります。

感覚的には、
 水面が遠い
 パドルが水上に出ない
そう感じてきたら、「乗り出し」が足りません。

② 身体の動きが小さくなる
あたりまえのことなんですが、身体の動きが小さくなります。
具体的には、腰の回転。
特に疲れると、最初の「タメ」がなくなってきます。
腰が回らないので、ボートを返す動きが弱くなってしまいます。

ロールの半ばで腰の回転が終わってしまうので、後半に動作が止まるのです。
重心をボートの上に載せきれず、倒れてしまいます。

原因がわかれば、対処方法も見つかりますね!

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昨日が雨で中止だったので、今シーズン初の講習!
マスの放流だったので、白丸でロール練習をしました。

水温が冷たいので、出来るだけイメトレをしっかりしてからロールをしました。
後半、コツを掴めて確率がアップ!

日頃トレーニングしている、「壁スクワット」の成果が出ていますね!
後半、重心をボートの中心へ引き寄せる動きが、力強いです。

ロールは、4月後半から11月まで開催しているロール講習で、集中的に練習できます!