ロールを身につけるための静水練習

1月の半ばにロール講習@プールを予定しています。
今回、静水ドリルに参加してくださったおふたりもロールの練習中なので、今回はロールの成功率アップにもつながるパドリング練習をしました。

グラビティで教えているのは、スイープロール。
なので、スイープストロークが基本になります。

静水で特に練習したいのは、
① 身体の旋回動作
② 軸手の位置
③ 坐骨の使い方
の3つです。

① 身体の旋回動作
体幹を使ってパドリングすると、上体を旋回する動きになります。
この旋回動作が大きいほど、ロールは上がりやすくなります。
なぜなら、
ブレードの動く距離が大きくなるので、浮力を長く保ちやすい
腰の回転の動作が大きくなるので、ボートを返しやすい
からです。

② 軸手の位置
手で漕いじゃってるひとを見てみるとすぐにわかるのですが、軸手(入れているブレードの逆側の手)が大きく動きます。
特に、パドリングの後半に下へ押し下げている動きがあると、ロールは上がりづらいです。
軸手の位置を保ったまま、パドリングできるといいです。

③ 坐骨の使い方
ロールでボートを返すのに使うのは、坐骨。
坐骨でボートを動かせるといいです。
スイープストロークもフォワードストロークも、坐骨を使えると、パドリングが力強くなります。

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年の瀬。
風もなくて、日向はポカポカでした。

いいかんじで体幹を使えていました。
さてさて、1月のロール講習が楽しみですね!