長い距離を漕ぐ

長時間、ちょっと速めのスピードで漕ぎ続けると、疲れてきます。
そのときに、自分の身体をよく感じとるといいです。

感じたいのは、
一体、どこがどう疲れているのか。

というのも、腕でボートを動かそうとしていると、腕や肩が痛くなってきます。
その痛さを感じたら、身体からのサインです。

「もっと別のところを使いなさい」

そこで、体幹や脚を使う方法を練習します。
うまく下半身を使って漕げると、それまで痛かった腕や肩がラクになります。
力強く動くので、ボートのスピードも上がります。

体幹や脚を使う練習方法として意識したいのが、
パドルを動かそうとしないこと。
ブレードは水に入れたらそこに置いたままで、ボートを動かす感覚。

動かす感覚はひとによって、
お尻だったり、腰だったり、脚だったり、膝だったり、いろいろです。
要はラクに軽く動かせる感覚のときが、体幹や下半身を使えてるときです。

長い距離をたくさん漕ぐと、いくつも発見があります。
どこを主に使っているのか、確認できるのでおすすめの練習方法ですよ。

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静水ドリル

昨年秋から初めて、数回通ってくださってる方です。(雨男)
天気もよくて風もなく、暖かでした。
今回は、流水でも安定して動かせるように、パドリングを磨く練習をしました。

スカーリングは慣れも必要。
ちょっとずつ、練習していきましょう。

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静水ドリルは、随時開催しています。
この時期、寒くなく練習したい、春に向けて漕力を上げたい人向けの内容です。