ボートを立ててみよう

瀬遊びの中で一番派手でかっこよく、一度できるようになるとハマるのが、「エンダー」だと思う。
バウ(=ボートの前)に流れを受けて、立ち上がるワザです。

昔、ボートが3メートル以上あった頃は、エンダー成功がすると、目の高さが2メートルくらいになるので、めちゃくちゃ気持ちよかったです。
でも、そんなに大きなボートが立ち上がるには、流れにそれなりのパワー(と深さ)が必要です。
だから、エンダースポットができる水量になると、混雑したものです(昔話)。
ちなみに長良川には今でも、「ネコタチ(=猫でも立ち上がれる)」と呼ばれるスポットがあります。

エンダーのコツは、3つ。
 ① 刺す場所
 ② 刺す向き
 ③ ボートの傾け
です。
さらに、
 ④ 荷重のタイミング
が合うと、立ち上がりやすいです。

流れの落ちているところを狙うので、ボートをコントロールするチカラが必要。
フラフラふわふわキョロキョロしていると、ボートに水を受ける形になかなかなれないです。

ボートのコントロールをするには、
 ブレードを入れ続ける
 足を使う
といいです。

前回やった「スターンラダー」ができると、やりやすいです。

フワッと立ち上がる感覚がわかると、何度でも挑戦したくなりますね。
エンダー、ハマりますよ!

***

中BCクラス

流水ロールができるようになりたい。
とのリクエストだったので、今回は沈しやすい瀬遊びをたくさんやりました。
流水ロールは、遊んで覚えるのが一番楽しいし、回数もたくさんできます。

エンダー、スターンスクオート、サーフィンなどなど、いっぱい沈しました!
はじめは躊躇していましたが、ロールに不安がなくなって、果敢に流れに入れるようになりましたね!