ロールは「なで肩」で

ロールでいちばん難しいのが、チカラを抜くこと。
(あ、ロールじゃなくても難しいですね)

いらない場所にチカラが入ってしまうと、
 動きが小さくなる
 動きが固くなる
 反応が遅くなる
 イメージ通りに動けない
などなど、デメリットばかり。

チカラを抜く方法としては、
 別のところにチカラを入れる
 ぎゅっとチカラを入れてから、抜く
 チカラの入りにくい形になる
などがあります。

水の中に入るロールは、精神的に余裕がない状態になっています。
どうしてもチカラが入ってしまうなら、チカラが入りにくい「形」を作るといいいいかもしれません。

ロールでチカラが入ってしまうのが、
首、頭、腕。
身体の上の部分ですね。

そこにチカラが入ってしまうと重心が高くなってしまうので、上がりづらいです。

チカラを抜くには、
「なで肩」がいちばん。

見るからに弱々しいでしょ。
こうすると、力めないんです。

逆に、
「いかり肩」にしてみてください。
腕とか、首とかにぎゅーっとチカラを入れられますね。
ロールでこうなると、上がりにくい。
力んだところが重くなるので、重心が高くなってしまうんです。

肘を上げる、肩を上げると、首、頭、腕にチカラがはいってしまいます。
ロールをラクに上げるには、肩、肘を下げて、パドルを下から支えるように持ちます。

そのためには、セット②の「左手の位置」がとても重要。
左手が低いと、肘や肩は上がります。

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ロール講習

スイープストロークの見直しから。
体幹を使ってボートを回す感覚は、ロールの動きとほぼ一緒です。
なで肩の形になるように、左手の位置もスイープストロークでしっかり覚えていきます。


最後にビデオを撮影。
上がらないロールが、なぜ上がらないのかを解説しました。

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ロール講習は、水温の高いうちにやっておきましょう!
中Aクラスのレベルから、参加できます。
週末は、9/16(月・祝)、10/6(日)に予定しています。
平日は、「どのクラスも開催可」の日程で。

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