上級者ほど、難しい川ほど重要な、2つのテクニック

川下りで必要なテクニック。

大きく2つあります。
 ① 止まる
 ② 流されずに横切る

今回はそのうちのひとつ、<①止まる>についてです。

すごくあたりまえのテクニックですが、中級者でも意外とできていないひとがいます。
(上級者ほど、その重要性がわかってるんですよね)

そういえば、MTBerヤンズのHowtoビデオでも、丁寧なくらいに止まり方をやってたなぁ・・。




止まるのに一番シンプルで確実なのが、下流に流れていない水の上に乗ること。

下流に流れていない水は、いろんなところにあります。
 岩の裏側
 岸のくぼんだところ
あたりは初心者にもわかりやすいですね。

そのほかには、
 岩の上流側(ピロー)
 ホールのトップ
 ウエーブの斜面(水は止まっていませんが)
などでも止まれたりします。
フリースタイルは、このへんの水の動きを利用して遊んでるんですね。

止まるためには、
1) 地形を見て、だいたい「このあたりが止まれそうだな」と、おおよその検討をつける。
2) 近寄りながら水面のようすから、止まってる水を確認する。
3) 止まってる水まで漕ぎ進んで、重心をその上に載せる。
4) 止まっている水の上に居続ける。
といった手順です。

初心者、中級者が意識したいのが、4)居続ける こと。
止まった場所に入っても、水がモヤモヤしたところはうっかりしているとまた流れへと押し出されてしまいます。
今、どういう状態なのか、止まれるところに入ったあとでも気にするといいです。

岩をつかまえる、草をつかまえる、しっかり止まっているひとのボートにつかまる、などなんでもいいので、止まるためにできることは積極的にやったほうがいいです。

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中Aクラス
水量が多かったため、白丸で基本ストロークと流れの基本テクニックを練習しました。
8年ぶりのカヤックだったので、ちょうどおさらいができてよかったみたいです。

しっかり止まれるようになると、川下りも安心です。
次回は川下りをしましょう!
お待ちしています。

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夏の予定は決まりまりましたか?
8/10(土)~12(月)の三日間、中級者向けの「ロールにも挑戦!夏のカヤック合宿」を開催します。

夏休みの後半は、ビギナー向けの講習をがっつりやります。
詳しい日程は、こちら