流れとケンカしない。逆に味方になってもらうには

平日におひとりで練習していることが多いKさん。
瀬遊びはたくさんやっているのですが、川下りはちょっと苦手意識があります。

今回は川下りでも瀬遊びでも感じたい「水圧」について練習しました。

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そもそも、ボートが不安定になるのは、どういう状態でしょうか?
ボートのどこに水圧を受けているかで、安定感が変わります。
不安定に感じるのは、エッジやデッキに水圧を受けたとき。
それがわかれば、対処しやすいですね。

まず、ボートに水をあてていくには、勢いがあったほうがいい。
自分からあてにいけば、水圧をコントロールしやすいからです。

イメージとしては、スキーのターンのときに踏み込むような感覚。
特に、ボートがもっとも進むキャッチの時点でしっかり踏めると、勢いをつけやすいです。

その勢いをつけるには、水のキャッチが要となります。
そもそも水をつかめていないと、ボートは動きません。

水をつかまえた瞬間に、
上からボートを踏み込みながら、
ボトムを水に圧し当てる。
あたってくる水圧を利用して、進行方向へ動くチカラに変換していく。

それができてくると、流れの中でもコントロールしやすくなります。
また、エディキャッチではふらつかずにしっかり止められるようになります。

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途中、サーフィンやスピンなどの瀬遊びも。

タテ系を狙うときには、エッジに水流をあてにいく。
波の上を滑らせたいときには、ボトム側に受ける。
瀬遊びでは、いろんな場所に水をあてていきます。

ボートのどこにあてるかをコントロールできると、ボートの動きが流れにじゃまされません。
さらに水圧を味方にできると、軽くラクに動かせるように流れが助けてくれます。

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今回はたっぷり漕ぎました!
お疲れさまでした。

平日もひとりから開催しています。
空いた川でじっくり漕ぎたいかたは、平日の講習がおすすめです!