いい感覚を取り戻す

しばらく間があくと、ちょっと漕ぐのが不安に感じることがあります。

ロールが上がりにくい。
パドリングがいまひとつ進みづらい。

それって、もしかしたら同じことが原因なのかも。
ひとつは、身体の旋回。
もうひとつは、ブレードづかい。

まず、腕で漕いでしまっていると、ロールも上がりにくく、ボートもあまり進みません。
体幹を使って漕げるといいです。

そのために意識したいのが、
 おなかで受けとめる。
 パドルは身体の正面に。
 おヘソを大きく動かす。

そのためには、パドルと胴体とバラバラにならないことが前提。
バラバラにならないためには、
 軸手(押し手)の位置。
 ブレードを刺す場所。
を変えていくと、一体感が出ます。

 パドルとの一体感+旋回
ができてくると、下半身を使えるようになってきます。
さらにラクに力強く動かせます。
また、ロールはボートを返しやすくなるので、軽く起き上がれるようになります。

体幹のチカラをパドルに伝えられるようになったところで、次に水のキャッチ。
ブレードを入れたときの「スパッ」とした手応えがわかると、いいキャッチになります。
 ブレードを刺す水面に対する角度。
 ブレード全体を水に入れる。
 音を聴く。
いいときの感触、手応えを覚えます。

「体幹で漕ぐ+水のキャッチ」
が感じられたところで、流れへ。

細かなことは考えずに、ボートをしっかり動かすことだけを集中してやりました。
フォワードの勢いが出てくると、流れの中で安定感が出ます。
そうすると、余裕も出てきて視野が広くなります。
そんなわけで、川下りが楽しくなります。

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お久しぶりのTさん、楽しめたようでよかったです!
また次回、お待ちしています。

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基本の動きが身につくと、ロールもあがりやすくなります。
ロール講習
今月は6/23(日)に開催。