ブレードを刺す場所、選んでる?

動いている水の中でどこにブレードを刺すのか、選んでいますか?
ちゃんと選んで刺せると、ちゃんとボートを動かせます。

中Bクラス

午前中は基本ストロークのおさらいのあと、流れでボートを動かします。
このときに、水の動きやパドリング、ボートの水の当て方など、そのときのテーマに合わせて練習します。

今回は、
「どこにブレードを刺すか?」
を考えました。

というのも、同じようにキャッチしているつもりでも、なんだかスカスカしているときと、しっかりと手応えがあるときと、違いがあります。
ボートをしっかり動かすには、手応えがあるようにブレードを入れたいですよね。

その違いを発見したTさん。
今度は、どこに刺したら手応えがなくて、どこに刺したらキャッチ感があるのかを、流れの中でいろいろと試してみます。
ちょっと流れのはっきりしたところのほうが、違いを感じ取りやすいです。

手応えがあるのは、水の厚いところ。
たとえば、
 流れのヘリ。
 ボイルの中心。
 波の頭近く。
 波の中腹‥
などなど。
水の動きと手応えの相関関係がわかると、いつも手応えのある場所を選んで刺せるようになってきます。

このコツがわかると、しっかりボートを動かせるので安定感が増します。
川下りにも余裕ができますね。

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後半は、川下り。
安定して瀬を下る、小さなエディへも入る、などをしながら沢井から軍畑まで。

最後はロール練習をして終了。
ずっと寒い中でも練習してきたTさん。
100%上がれるようになりました!

すごくいいのが、
身体の乗り出し。
セットのあとに、ブレードの向きを修正できています。
軸手(左手)が、はじめから最後まで、同じ位置のまま。
フィニッシュまで身体を回し続けていて、最後まで浮力を作れています。

完璧!

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中Bクラスでは、川下りのほかにロールの練習もやっています。
これから暑くなる季節になりますね。
ロールにチャレンジしましょう!