沈脱、やってみたらふっきれた!

一週間前から天気予報とにらめっこしていたKさん。
願いがかなって、いいお天気となりました!
日向では汗ばむくらいのカヤックびより。

中Aクラス

前半は、スイープストロークとリーン。
ボートの止め方と流れの横切り方。

後半は、沢井の楓橋から軍畑大橋下流までのコースをダウンリバー。
途中、難しい瀬はポーテージ(陸上から回避)します。

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下るコースの中では、転びやすいところがいくつかあります。
いちばん転ぶのが、ミソギの瀬下流から「ラクダ岩」の下の区間。
岩が立て込んでいて、ボートのコントロールも必要なところです。

でも、岩が立て込んでいるところや、白い波が立っているところでは、案外、転ばないんですよね。
実は、それがすべて終わったあとに、不安定なところがあるのです。
見た感じではぜんぜんわからないんですけどね。

下っている本人としては、「やった!難しいところをクリアできた!」と油断したところで、グラリときます。
完全に流れの止まっているところまで漕ぎましょう、と説明はしているのですがひっくり返ってはじめて、その意味がわかったりします。

ともあれ、転んだら抜け出して、岸まで泳ぎます。
ひっくり返るまでは、「ちゃんと出られるかな」「苦しいのかな」など、不安要素がいっぱいあります。
いざひっくり返ってみると、「ちゃんと出られるもんだね」「あっという間に抜け出せるね」がわかるので、怖さがふっきれるみたいです。
そのあとのびのびと漕げるひとが多いです。

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ひっくり返ったり、流れの中で泳いだり、練習しておくと安心です。
6/2(日)に、セルフレスキューの講習を開催します。
午前中は危険な場所や流れているところでの注意点、道具の安全な使い方などの座学。
午後からは、流れの中で泳ぐ、流れの中で沈脱してみる、ロープを使って助ける&助けられる、などをやります。

中Aクラスから参加できます。
ぜひご参加くださいー!
一年に一度だけの講座です。

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Kさんは、水がつかめているのでパドリングが安定しています。
見る場所、見るタイミングがわかってくると、流されずに止められるようになります。

次回はまた、中Aクラスでお待ちしています!
二回目に下ると、対処できる余裕がうまれますよ。