それって、チカラの入れすぎかも。

支点になる水のキャッチができていないと、ボートは思うように動かせません。
水を捕まえるには、ブレードの角度が重要。
角度は、手から伝わる水圧で微調整していきます。

「ブレードからの感触を感じられません」‥というひとは、ひょっとしたら握りすぎかも。

力んで握っていると、ブレードから伝わる微妙な手応えの違いを感じ取れません。
そして力んでいると、フェザリング(左手の中でシャフトをずらす動き)をしづらくなるので、左側の水のキャッチも甘くなりがち。

握る手が力んでいると身体を固めてしまうので、柔らかく大きな動きになりません。
状況に合わせた細かな対応がしづらくなってしまうのです。

野球のバッターも、ゴルファーも、バットやクラブを「軽く握れ」といいます。
しっかり持つのは、インパクトの瞬間だけ。

デートで緊張していると、相手の気持がわからなかったりしますよね。
ある程度リラックスできたほうが状況判断が早めにできて、適切な対応もしやすいです。

カヤックも同じ。
パドルがずれたり回ったりしない最低限のチカラで持つといいです。

水のキャッチ、柔らかな動き、即座の対応ができるようになりますよ!
うまくつかめていないなー、というときはまず握りすぎていないか確認してみるといいです。

***

中Bクラスを開催。

GWの遠征に備えて基本を見直したいIさんと、岐阜に長野に遠征にもりもり出ているTさんのおふたりでした。
流れているところでのエッジコントロールをやりました。

***

グラビティの庭では、梨の花が満開!
春ですね。

***

グラビティは、多摩川上流のカヌースクール。
自分の判断で川下りできるところまで、レッスンしています。

着替えを準備するだけの初心者体験クラスも奥多摩・白丸湖で開催中。
中級者向けのソフト&ハードも充実しています。

新しいこと、はじめませんか?