慌てるような状況でこそ

たとえば、白い波が立っている瀬。
たとえば、回されやすいエディライン。

こういう場所は不安定なので、どうしてもパドリングのリズムが速く、ブレードが浅くなりがち。
そうすると、ますます不安定になっちゃいます。

パドルが入ることで、支点がしっかり作れてボートを動かせる。
つかんでいる水が支えになって、自転車の補助輪のように安定させてくれます。

また、大きな動作を心がけるといいです。

怖いからといって縮こまってしまうと、パドリングは短く、小さくなります。
そうすると、ブレードも浅くなりますし、どちらのブレードも入っていない空白の時間を作ってしまいます。
このブレードの刺さっていない空白の一瞬に、ボートは回されています。

大きなストロークになるほど、水をとらえている時間が長く、空白の時間を作らないので、コントロールしやすいです。

流れの複雑な、不安定な場所こそ、基本に充実に。
ワンパドル、ワンパドルを丁寧に入れていくと、いい状況を作り出せます。

慌てるような状況で、平常心!
カヤックはそんな精神の修行にもなるのかも。

***

中Aクラスを開催。

パドリングが力強くなって、ボートがグイグイ動くようになりました。
瀬の中でもスピードが出るので、安定感が増します。



***

グラビティは、都内から近いのに水がきれいな場所でリバーカヤックができます。

● 道具がなくても、まるっきりはじめてでもだいじょうぶ。初心者対象の「初心者体験クラス」をやってます!
少人数のグループで、ベテランインストラクターが担当しています。
道具一式も、レンタルで乗れます。
● もっと上達したい!中級者向けのソフト&ハードがともに充実しています。

ゴールデンウイークも、若干の空きがあります。
空き状況はこちら

新しいこと、はじめませんか。