向きが直ったと思ったらまた

グラビティで使っているボートは、リバーカヤックの中でも回転性の高いボートです。
岩や障害物の多い流れでは、回転性が高いほうが安全に川下りしやすいのです。


まずは流れのないところで、ボートの向きを修正しながら進むのが目標。

そのためには、「あそこへ行きたい!!!!!」という意識を持って「見る」こと。
ほんとうに「あそこへ~」って思っているか思っていないかで、ボートの挙動がぜんっぜん違ってきますので。

もうひとつ。
ボートを前へ進めながら向きを修正するには、「スイープストローク」ができるといいです。
ボートの近くの30cm。
そのコツと感覚がわかると、ボートの操作がしやすいですね。

スイープストロークは、ひっくり返って立て直す「ロール」にもつながる漕ぎ方。
しっかり習得したいです。

スイープストロークが効くようになると、今度は修正しすぎてさらに曲がってしまうことがあります。
曲げすぎないようにするコツは、「行き先を見る」こと。
そうすると、ボートが反対側に向く前にタイミングよく次のパドルを入れられます。
近くを見ていると、そのタイミングがほんの一瞬、遅れてしまうんですね。

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奥多摩の白丸湖で、初級クラスを開催。
雨または曇の予報でしたが、後半は晴れ間も出て、気持ちのいいカヤックびよりとなりました。

スイープストロークもばっちり。
次回は流れ入門クラスでお待ちしています!