タテ系に挑戦!春のカヤック合宿 3日目 ロールもタテ系も

カヤック合宿三日目は、旋回の動作と瀬遊び。

フリースタイルの動きは、身体を旋回させることで勢いを生み出せます。
実はロールも一緒。

前半は、旋回の動作をやりました。

まずはパドルの位置から確認。
チカラを伝えやすいのは、パドルが身体の正面にあるときです。
目安は、パドルの真ん中が身体の前にあること。
これが身体よりも外や後ろにはみ出ているときには、ストロークが効いていません。

身体を大きく旋回する動き。
注意したいのは、ヘソとバウの方向が「そろわない」こと。
ヘソとバウがそろったときは、身体の旋回ができていません。
ボートの回転が止まってしまうので、転びやすくもなります。

旋回の動作がないとき、ブレードが6時なのにヘソが12時向きになっちゃってます。
これは胴体がそのままで、パドルだけが動いているから。
ブレードが6時なら、ヘソは3時か9時です。

ロールもヘソの向きを注意しましょう。
上がりにくいときは、ヘソが12時に向いているときです。
たとえば右ブレードが12時だったら、ヘソは9時になるように、セットするといいでしょう。
フィニッシュも、ヘソが3時になるところまで身体を回せると確率が上がります。

後半のひねり足す動作は、フリースタイルでもロールでもとても大事です。

***

後半はダウンリバーしながら瀬遊びしました。
3日間やったことを総動員して、遊びます。

スターンスクオート。
サーフィン。
スピン。


***

上がったあとは、途中で撮ったスターンスクオートの動画を、解説。
軽く立ち上がるときと、立ち上がらないときの違い。

場所とタイミング、エッジのコントロールと旋回の動作ができると、チカラを使わずにサクッと立ちます。

動画でみると、
 リーンが途中で戻ってる
 最初からエッジに流れが当てられていない
 いらないひと漕ぎを入れてしまっている
などなど、上がらない原因がすごくよくわかります。

***

3日間、お疲れさまでした!
連続して漕ぐと、成果が出ますね。