タテ系に挑戦!春のカヤック合宿 2日目

カヤック合宿二日目は、流水で。
二日目は、朝早くからがっつり漕ぎました!
放水口からスタート!

***

前日やった「ボートのどこに当てる?」を踏まえてのダウンリバー。

「ボートに当たる水の面積のほうがパドルよりも断然大きいので、それを意識したほうがボートコントロールはしやすい」(©安藤太郎さん)。
流れの中でこそ、その違いを感じやすいです。

たとえば、ボートの前よりに当てるのか、後ろよりに当てるのかで、ボートの挙動が変わります。
カービングターンとスキッドターンの使い分けです。
それがわかった上で水を当てていくと、流れの中でもぐっと動かしやすくなります。

流れに出ながら下流へ回すのか。
それとも下流へ回されないように角度を保つのか。

特に短いボートでのフェリーグライドは、流されないようにバウを上流に向けすぎがち。
でも上流に向けすぎると、バウに水が乗って逆に不安定になってしまいます。
ボートへの水の当て方がわかると、バウが刺さらずに角度のコントロールができるようになります。

スラロームの上級者は、さり気なくやっています。
観察すると、ちゃんと使い分けてるんですよね。

そのコツがわかると、おもしろいくらいに下流に回されなくなります。
サーフィンのエントリーでも応用できますね。

***

ダウンリバー後半は、スターンスクオート。

食わせる動きは、ダウンリバーとは反対に、エッジやデッキに水を当てていきます。

かつてのスライシーで長いボートと、ロックスターのような厚みのある短いボートでは、水の当てる感覚に違いがあります。
厚みのあるボートは、エッジそのものに流れを当てて押してもらうかんじ。

スターンスクオートは、エディラインを越えるとき、バウ側から順番にエッジへ流れを当てるようにすると、流れのチカラを受けとりやすいです。
エディラインの上でいきなりリーンの切り返しをするよりも、ずっとラクになります。

***

上がってから、買い出しにでかけて晩ごはん。
リクエストで、野菜中心のメニューにしました。

アイスホッケーはキーパーがいちばんスケートがうまいとか、前のめりの男の話(笑)などで夜が更けました。