タテ系に挑戦!春のカヤック合宿 1日目

今年は10連休。
前半三日間は、カヤック合宿です。
テーマは「タテ系にも挑戦!」。

***

1日目は、昼に集合。
ランチを食べながら、最終ゴールを話し合います。

みなさんカヤックの経験が長いかたがほとんど。
なので、目標は、
 スターンスクオートができるようになりたい。
 基本を見直したい。
 メリハリのある動きを身に着けたい。
などなど。

***

合宿初日は静水(白丸湖)。
うはー、新緑が映えてめちゃくちゃきれい。

主にふたつのことをやりました。
基本ストロークとリーンの見直し。

今回の基本ストロークは、スカーリングを中心にやりました。
スカーリングは、段階を追ってひとつひとつの動きを確認していきます。

● スカーリング step 1
ボートが左右に振れないように、ブレードの角度をコントロール
ブレードはボートと平行に、直線的に動かす

● スカーリング step 2
パドルを垂直に扱う
ボートの真ん中を「踏む」

● スカーリング step 3
ドローの動きを組み合わせる

● スカーリング step 4
押し手を使う
ボートの真ん中を「踏む」

フォワードストロークやスイープストロークの水のキャッチ感や踏む感覚、ラダーでターンするときのキビキビとした動き、ワンパドルでギュッとボートを動かす、などの応用できることがたくさんあります。

もうひとつは、リーン。
ボートのどこに水を当てるのかで、使い分けをします。

● リーン step 1
傾けを一定に保つ

● リーン step 2
ボートを積極的に動かして水圧を感じる

● リーン step 3
下げた側にボートの形状を使って曲がる(カービングターン)

● リーン step 4
上がっている側へ曲がる(スキッドターン)

静水ではそれが実感できるので、練習しやすいです。

リーンstep4を踏まえて、刺す動きもやりました。
スターンスクオートは、リーンの上がってる側に曲がる動き。
スキッドターンのようにボトムではなく、スターン側のエッジに水圧を受け続けるようにします。
水圧を受けたときにリーンを戻さないのが、コツ。

どこに水を当てるか?は刺すときにこそ、重要なのです。
水圧を感じる「ボートセンサー」のスイッチをオンにしましょう!

***


上がってから買い出しに出かけて、みんなで晩ごはん。

Mさん差し入れの、東京の造り酒屋の飲み比べセットなどもいただきました。
バックパッカーをやった経験から仕事を選んだこと、好きなことをやっている息子さんのことなど、深い話もしました。