身体のタイプを知る

実は、正しいフォームってありません。
そのひとに合ったフォームがあります。

ロールもそうですが、ひとによってコツが違います。
それはそのひとにとって正しい動き。
ただ、教わるひとに最適かどうかは、微妙です。

というのは、動かしやすい身体のタイプが違うからです。(©太郎さん)
いろんな分け方があるのですが、カヤックで知っておきたいのは、2タイプ×2種。

 上重心 × 下重心
 上から押すのが得意 × 下から引くのが得意

2×2でざっくり4種類。
それがわかるだけでも、ぐっと漕ぎやすくなります。

例えば、ボートの中心を踏み込むように意識する場合、
上重心のひとは鳩尾から、下重心のひとは丹田から。

身体の動かし方も、
上重心のひとは二軸型、下重心のひとは一軸型。
フォワードストロークなら、右で漕ぐときに右足を前へ出すと進むのが一軸、左足を前へ出すと進むのが二軸タイプです。

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中BCクラスを開催。
Yさんのリクエストで、放水口から軍畑までのロングコースを下りました。
4月並みの気温だったようで、ポカポカ暖かでしたー。
花粉も盛大に飛んでましたけどね。

「真ん中を踏み込む」を意識してダウンリバー。
ボートに勢いがつくので、瀬を下るときなどに安定感が増します。

「真ん中を踏み込む」を意識して瀬遊び。
サーフィンするときに、バタバタせずに波に乗っていられます。


Yさん、リーンがすごくいい!なんか乗れていないなーと思うときには、踏み込むのを気にしてみてください。台湾の川下りを楽しんできてください!
Sさん、フォワードストロークがぐっと進むようになりました。おなかのチカラを伝えるタイミングがいいかんじでした。

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グラビティは、オフシーズンももりもり講習を開催中!
基本を見直すことで、ダウンリバーやスポットプレイがラクに力強くなります。
ゴールデンウイークは、刺し系の合宿(中BCクラス~対象)ロールの合宿(中Bクラス~対象)を開催します。
4月、5月のカヤック体験、初級も受付を始めました。