「ロールって左右できたほうがいいんですか?」

普段グラビティで練習しているのは、右ブレードを使ったロールです。
利き手側のロールを、「オンサイドロール」とも呼びます。

右ができるようになったら、左のロール(オフサイドロール)に挑戦しましょう。

左のロール練習の効用は、いろいろとあります。

① セットがいらなくなる
沈したら、バウの近くにあるブレードを使って起きられます。
左に沈したら、左のロール。
右に沈したら、右のロール。
水の中でブレードの位置を入れ替えなくてもいいので、水中にいる時間を短縮できます。

② リカバリーが上手くなる
ロールのフィニッシュの形は、バランスを崩したときの立て直しの動作(リカバリー)と一緒。
右利きのひとは左へ倒れることが多いので、左側の立て直しが上達します。

③ 右ロールの実践練習になる
左ロールで失敗したとき、体勢が崩れた状態で沈します。
水中でセットの形にする必要があるので、右ロールの実践に近い練習ができます。

④ 身体が歪みにくい
同じ方向へひねる動きを繰り返していると、左右対象に身体を使わないので歪みの原因になります。
左右バランスよく身体を使えます。

‥などなど、オフサイドロールはいろんな効果が期待できます。
秋の水温が高いうちに、ロールの練習をやりましょう!

***

ロール講習をしました。
競泳をずっと長くやっていたOさん。
すぐに上がるようになりました!
水泳をやってるかたは、顔が水に浸かるのに慣れているので、慌てないんですよね。

ヤホホーイ。

***

● 9/15(土)~17(月)は、ロールにも挑戦!秋のカヤック合宿  を予定しています。
まだ若干の空きがあります!

● ロール講習、中Bクラスで、ロール練習をしています。
リクエストがあれば、左ロールの練習もできます。

● やったことのない方を対象に、初心者体験クラスも開催中。
奥多摩・白丸湖でほぼ毎週やっています。