カヤックでそろえたいモノその④ ドライパンツ

こんにちは!

今日は雨で寒いですね。
こんな日は暖かい部屋でヌクヌクしてるほうがいいなぁ、なんて思ってしまいがち。
でも、温かいウエアがあれば、これからの季節もへっちゃら!
快適に漕げるのです。

そろえたいモノその④は、下半身の防寒についてです。

これからの季節の選択としては、
 ドライパンツ
 ウエットロングパンツ
 寒いけどガマン
の3つがあります。

でも、快適に漕ぎたいですよねー。

ウエットとドライの違いは、中が濡れるかどうかです。

● ウエットロングパンツ
ウエットロングパンツをざっくり説明すると、ウエット地でできたピッタリとしたパンツ。
ウエットの生地と肌の間に水が入り、その水が温まることで保温性をもたせたウエアです。
(詳しくはまたの機会に!)

今回は、オススメのドライパンツについて詳しく解説します。

● ドライパンツ
名前のまんまですが、中が濡れないタイプのパンツです。
選ぶポイントは、3つです。
 ①生地
 ②ソックスが付いてる/付いていない
 ③ウエスト周りがダブル/シングル

① 生地
 透湿性素材がおすすめ。
 特に4レイヤー(4層構造)になっているものは、生地が厚くて耐久性と保温性が高いです。

② ソックス付き/ソックスなし
 温かさはソックス付きに軍配が上がります。
 素材は、ファブリック(パンツと同じ生地でできたソックス)、ラテックス(ゴムでできたソックス)、ウエット地があります。
 どれも中にウールの厚手ソックスを履くと、極寒の時期でもヌクヌク漕げます。

ファブリックソックスのデメリットは、摩擦に弱いこと。
 靴とドライパンツ(ソックス)の間に砂が入ると、擦れて防水性がなくなって、水が滲みるようになります。
 ファブリックはウエットソックスなどの重ね履きか、砂などが侵入しないウエットブーツとの併用をおすすめします。

ラテックスソックスのタイプは、足にぴったりしているので、靴を履いたときのゴワゴワ感がありません。
 また、ラテックスソックスのみの交換もできるので、パンツの生地さえしっかりしていれば、長く使えます。
 ただ、このタイプのドライパンツはもう販売終了してます。

ウエット地ソックスのタイプが、今シーズンから発売されます。
 シューズとの相性(サイズ感)が気になりますが、耐久性はファブリックよりもありそうですし、修理も対応してくれるとのこと。(修理費用はただいま問い合わせ中)
 
 ソックスなしのドライパンツは、廉価なこと。
春や秋、沈することがないのなら、この選択もアリだと思います。

③ ウエストがダブル/シングル
 ウエスト周りが一重か、二重かの違いです。

もちろん、二重になっているものがおすすめ。
ドライジャケットの裾と、ドライパンツの裾とを重ね合わせられるので、ロールや多少の沈脱でも、防水性が高いです。

一重のものは、まったく沈しないひと向け。
たとえロールができても、ウエスト周りから浸水する可能性があります。

ということで、4レイヤー素材でソックス付き、ウエスト周りがダブルになっているものが、最強。

わたしのおすすめは


 ブルーストーム/レイブンパンツ
です。
(写真は、スプレースカートで隠れちゃって見づらいですが‥)


日本企画の製品なので、裾が長すぎず、すっきりとしたシルエット。
透湿の4レイヤー生地で、ウエストはダブル、今シーズンはウエットソックスタイプが新発売になりました。
サイズもXSからLまであって、小柄な女性にも対応しているのがうれしい。

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グラビティでも取り扱っています!