カヤックが上達する陸上トレーニング@太郎さん講習

なんとかスケジュールを開けてもらって、今年も開催できました。
安藤太郎さんの特別講習。
テーマは「きちんと動かす」です。

カヤックを漕ぐ動作を分解すると、
 ボートを動かす
 身体を動かす
 パドルワーク
のみっつ。

それぞれが曖昧なままだと、うまくボートを動かせない原因がわかりにくい。
分けて考えられると、練習の精度も上げやすいです。

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午前中は、陸上編。
カヤックに乗れないときにも上達する、陸上でのトレーニング方法をやりました。

メインは「四股スクワット」。
スクワットというと、筋トレっぽいかんじがするかもしれませんが、どちらかと言うとストレッチに近いイメージ。
負荷をかけて筋力をアップさせるのではなくて、腰回りの柔軟性を上げるのが目的なのです。

初めはあまり腰を下げられないのですが、やっていくうちに低く下げられるようになります。
2年間続けてきたA部さん、かなり深く下げられるようになっていました!
成果が出ていましたよ。

腰周りの柔軟性が上がると、座る姿勢が違ってきます。
骨盤を起こして座れるようになるのです。

逆を言えば、腰周りの柔軟性がないと骨盤を起こしにくいので、身体を大きく動かす姿勢を保ちにくいです。
腰が落ちてしまいやすいので、重心を真ん中に保てなかったり、身体の旋回動作が制限されて大きなストロークができません。


わたしイチオシのトレーニング、呼吸トレーニングもやりました。
昔のplayboating@jpにも載っているのですが、改めて紹介。

(1) ① 20秒かけて息を吐ききる
    ② 20秒お腹を凹ませて息を止める
    ③ 20秒で呼吸を整える
(2) ① 20秒かけて息を吐ききる
    ② 20秒お腹をふくらませて息を止める
    ③ 20秒で呼吸を整える
(3) ① 20秒かけて息を吸いきる
    ② 20秒お腹を凹ませて息を止める
    ③ 20秒で呼吸を整える
(4) ① 20秒かけて息を吸いきる
    ② 20秒お腹をふくらませて息を止める
    ③ 20秒で呼吸を整える
の4パターン。
これを2回ずつやります。
(1)を二回 → (2)を二回 ・・・

四股スクワットと呼吸トレーニングは、続けると効果を実感できるはず!

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